好みのファッションブランドと女性の人間関係の結びつきについて
日本の女性が好むファッションブランドは多種多様であり、毎月発売される女性ファッション雑誌がそれを物語っています。好みの系統や年齢によって、購入する洋服のブランドは変わります。特に10代後半から20代の間では、お姉系、ギャル系、カジュアル系、古着系など同じ女性の中でも大きく好みのセンスは別れます。女性同士の間の会話の中ではファッションの話題がよく挙げられます。着ている洋服がどこのお店のブランドの洋服なのかをお互いに尋ねて、相手がどういった系統のファッションが好みかを知ろうとします。この会話がきっかけで相手とのコミュニケーションが生まれ話すきっかけが出来たりします。私は女子大学出身ですが、仲良くなる友人はファッションの系統が似ていることが多かったです。好きなファッションブランドが同じであれば一緒にデパートやお店に買い物に行きました。クラスの中でもお姉系、ギャル系など同じ服の系統の子同士が仲良くしていることが多かったです。おそらくそれは相手が着ている洋服や小物の系統、ブランドを目で見て把握し、好みが一緒だから話が合う=仲良くなれるかもしれないと判断して声をかけ友達になるからかもしれません。もちろん例外もありますが好きなファッションブランドが一緒であれば、好みの音楽や趣味なども近いことが多々ありました。こういった感覚は学生の若い女性の間だけかもしれませんが、相手が身に着けるブランドが人間関係を構築するする上で大きく影響を与えているのではないかと考えます。
ブランド品のバッグや時計などは入学式や卒業式、結婚披露宴など特別なセレモニーがある時に使う人もいれば、普段使いをしている人まで色々います。メンズ用、レディース用と分かれているものもありますが、共用出来るものも多くあります。カップルや夫婦ではペアで選んで使う人も多くいます。